現在2外科・食道外科というところを実習で回っているばんじょーです、こんばんは。
今日は、噂に聞く食道癌のロングオペを体験してきました。
患者さんの肺と胸膜が広範に癒着していたため(結核性胸膜炎の既往あり)、8時間の予定手術が10時間半に延長した件について、「あれだけ癒着してたのに2時間半の延長で済んでラッキーだったなぁ」と思えるようになった自分をみると、慣れって怖いなぁと思ったりします。
午後に術野に入らせてもらったんだけど、午後1時半から6時半までほとんど身動き取れず立ちっぱなしで休憩なしでした。いや〜、ハードだった〜。
ちなみに、術野に入るというのは、術者や患者さんに接触するような位置に行くことを指す(と思う)のですが、医学生が術野に入る機会というのはそんなに多くはありません(…と思う)。
多分、術者の隣に手術の役に立たない学生がわさわさいると手術の邪魔になるからとか、手術用ガウンが高いから、っていう理由からなんじゃないかと思うけどね。
ちなみに、オペ室のルール(というか慣習というか)として、手術の際に患者さんを細菌などで汚染しないために、術者と手術用具(メスとか鉗子とか)は常に清潔でなければならないというのがあります。そのため手術に関わる人間は、特別に手洗いをして清潔な手術用ガウンを着て患者さんの傍に立つことになっています。知らない方のために一応説明をば。
なので、たいていの手術見学では、手術着に着替えて手術室には入るものの、手術台にいる患者さんと術者の医師を遠巻きに眺めているって感じなんだけど、今回は特別に術野に入らせてもらったというわけで。
確かに、立ちっぱなしは疲れたけど、鉤引き(切開部を鉤という道具で引っ張って術野を広げる)をさせてもらったり、患者さんの心臓を(心膜越しではあるけど)直接触らせてもらったりと、かなり貴重な体験をさせてもらいました。勉強になった〜!!
医師の先生方、そして患者さんに大感謝です。
とはいえ、1日中オペはやはりきつかった。朝飯抜きで9時から手術室(習慣的にザールと呼ぶようです)に入ってたんだけど、低血糖のためかふらふらしてしまって。楽しい思い出が走馬灯のようによみがえってきたときは、正直、自分やばいんじゃないかと思いました。
とりあえず、手術の日は朝ごはんを食べてこようと思います。
PS
核戦争後の美味しんぼ
パロディ動画です。面白かったので紹介。
この刺身を作ったのは誰だぁっ!?
これも美味しんぼのパロディ。

