続・晴耕雨読

東北在住のへっぽこ医師ばんじょーの日々思っていることをつづったブログです。週2回くらいの更新を目指しています。スパムコメント対策のため、 コメント時に画像認証をお願いしております。お手数ですがご了承ください。

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飲み会には危険がいっぱい~コンテクスト・マーカーになってしまった私~

駅前の本屋で『四国はどこまで入れ換え可能か』(佐藤雅彦著)を立ち読みする。オーストラリアを縮小して四国の位置におけば思ったより違和感がないことを知りました。んなわけないだろって思うでしょ、いや、案外いけるんですよこれが。
まぁ、そんなことはいいとして。


先日、選択授業の関係で、ある医局の懇親会に参加させていただいた。先生方、ごちそうさまでした。
宴が進むにつれ先生方5~6人と学生2人、教授と学生6人の輪が出来た。僕は前者の方にしばらく所属していたのだが、先生方の息もつかせぬオヤジギャグに膨満感を覚えたのと、教授と目が合ったこともあり、教授卓に移ることにした。「マカオのオカマ」って回文は面白いと思ったけど、さすがにそういうネタばっかりだとね~。

でも、フロンティア開拓もなかなか上手くいかないもので。

席を移ったとたんに、教授が「今度別に飲み会をやろうと思うんだけど、お前たち、参加しないか?」と僕に話を振ってきたので、いいとも悪いとも言いかねて「それはいつどこで開くんですか?」って聞き返したら、とたんに具体的な話に移って、おかげでそこにいるクラスメートが参加しなければならない流れになってしまった(後日先生にしっかりメルアドを抑えられました)。そして、クラスメートの間に流れる白けた空気。

しまった~!場の流れを読みそこなったか~!

 普段だったら飲み会に誘っていただけるのは嬉しい話なのだが、1月に大きな試験を控えているため(1月だったら先の話だと思うでしょ。でも、あまりに範囲が膨大なため、今の時期ですら時間に余裕がないのです)、できれば飲み会は避けたいと学生はみんな思っていたところだったのだ。

 で、話の流れから推測するに、おそらく、僕が席に来る前にも何度か教授から飲み会の誘いがあったのを、他のクラスメートたちはのらりくらりとかわしていたのだろう。それを、僕が具体的な話を促したせいで現実の話になってしまったのだ。

 席を移ったばかりで場の空気を読むのって難しいと思うんだけど、それでも無難な返事として「ほかの人は参加するんですか?」って他の人に話を振るべきだったんだろうなぁ、あの場合。

 グレゴリー・ベイトソンはコンテクスト(文脈)が変化するターニングポイントとして、コンテクスト・マーカーという概念を考え出した(『精神の生態学』G・ベイトソン著)。
ベイトソンはこんなたとえを出している。リング上に2人のボクサーが上がっているとき、ゴングが鳴る前に殴り合ったら警察沙汰になるのに対して、ゴングが鳴った後だと殴り合いは競技として見られる。これはゴングの音がコンテクスト・マーカーとなって、殴り合いが犯罪であるというコンテクストと競技というコンテクストの分水嶺になったことを示すものなんだ、と。

この例に従うと、僕の言葉は、教授の飲み会のお誘いが社交辞令というコンテクストから本気のお誘いというコンテクストへ変化することの引き金になってしまったと思われる。あぁ、やっちまった…。みんな、ごめんよ。

とりあえず、いくら酒を飲んでるとしても、お偉い様方の前では具体的な話に発展しそうな発言は慎もうと思った飲み会でした。ほんと、幾つになっても日々是反省です。

今日の一言:伝染性軟属腫(通称みずいぼ)はPox virusによって生じる。
覚え方→みずいぽっくす。
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  1. 2006/12/10(日) 02:10:08|
  2. 心理学・現代思想
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

やっちゃいけないよ!!

具体的な「場所と時間」を聞くよりも、他の人に「参加の有無」を聞く方がやっちゃいけないと思うよ!!!!!!!!(力説)
場所と時間は、聞いちゃっても「あ~残念(>_<)!その日は~・・・」とか言えるけど、ダイレクトに参加の有無聞かれちゃったら、微妙な雰囲気になって、学生も気まずいし、先生もそれを察して気分悪くすると思うよ。だから学生が「行きます!行きたいです!」と予定もわからないのに言わざるを得ない雰囲気になったりすると思うから。
だから、場所と時間を聞くくらいが「フツーに無難」でいいんじゃないかと思ったりするよ。

っていうか、私は次回は、出来ることならずっとそのオヤジギャグの中に身を委ねていたいね(どんなのか知らないけど、余計なプレッシャーを感じずにいられそう)。もちろん、ベストは、友達と楽しくしゃべって終われることなんだけど☆
  1. 2006/12/17(日) 12:34:53 |
  2. URL |
  3. sea-syo #-
  4. [ 編集]

コメントありがとうございます。
ふ~む、あの場で先生に「誰が行くんですかねぇ」って聞いたほうがまだ良かったかと思ったんですけど、それで先生が他の学生に出欠の可否を聞いたりしたら逃げ場がなくなちゃいますね。そう言いつつも、話を振られた学生が「う~ん、予定が合えば…」みたいな感じでお茶を濁してくれることを期待して、とりあえずは緊急回避として誰かに話を振るのも選択肢としてありかな、と思ってしまいますが、これはかなりエグい策略でしょうか。
オヤジギャグの嵐は、教授席と比較すれば気楽に時間がすごせるかもしれません。あくまで比較すればですが…。
  1. 2006/12/18(月) 01:46:16 |
  2. URL |
  3. ばんじょー #-
  4. [ 編集]

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