続・晴耕雨読

東北在住のへっぽこ医師ばんじょーの日々思っていることをつづったブログです。週2回くらいの更新を目指しています。スパムコメント対策のため、 コメント時に画像認証をお願いしております。お手数ですがご了承ください。

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癌に効く薬

昨日、名古屋市立大の朝元助教授が、ざくろの成分が前立腺癌の治療効果を持つと発表したそうである。なんでも、人間の初期の前立腺癌細胞を培養して、濃度5%のざくろ果汁溶液を加えたところ、30分で細胞と溶液が反応を起こして、癌細胞が死滅したという。

また前立腺癌のラットに5%ざくろジュースを飲ませたところ、癌縮小効果が見られたそうである。

詳しくはこちらのヤフーニュースから。

前立腺癌の治療法としては、内分泌療法、放射線療法、手術療法、化学療法など種々の治療法があり、特に内分泌療法では治療する時期によっては5年生存率は70~80%と比較的好成績を保っている(標準泌尿器科学7版p309)。それでも、前立腺癌治療に関するざくろの成分の研究が進むことで、より効果的で患者さんに害の少ない前立腺癌の治療法が生まれればいいな、と思う。

話はそれるけど、米国のアンドリュー・ワイル医師は『癒す心、治る力』の中(p86)で、皮膚のあざを溶かす薬草について述べている。ブラッドルート(Sangurinaria canadensis)という、北米やカナダの高木林地に生える薬草を軟膏にしてアザに塗ると、正常組織を損傷することなく皮膚の異常成長物を溶かすんだそうである。ワイル氏は実際に知人の色素細胞母斑をブラッドルート軟膏で治癒したとのことであり、また氏によれば、浸食性の乳癌もブラッドルートで治したという報告も過去の文献に見つかっているとのことだ。ブラッドルートという薬草は、かつては薬品として使われていたが、その毒性ゆえに近年では危険な薬草に指定されているそうである。

ざくろとか、ブラッドルートとか、身近すぎて見落とされそうな食品や忘れ去られた薬品だと思うんだけど、そういうところに目をつけることが出来る視点を持っていることが、朝元氏やワイル医師のすごいところなんだろうなぁ。

自分もそういう視点が持てるといいなぁと思いつつ、それ以前の問題として進級試験を突破できなければ医師になれないという現実に気づいてちょっと切なくなりました。明日から勉強がんばろっと。
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  1. 2006/09/29(金) 00:59:49|
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  1. 2007/01/24(水) 18:20:14 |
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