続・晴耕雨読

東北在住のへっぽこ医師ばんじょーの日々思っていることをつづったブログです。週2回くらいの更新を目指しています。スパムコメント対策のため、 コメント時に画像認証をお願いしております。お手数ですがご了承ください。

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皮膚科マニアックス

進級試験まであと2週間を切ってしまったばんじょーです。こんばんは。
もしかして日本語が間違ってますか、そうですか。試験勉強は僕の日本語能力を低下させるという形で確実に僕を蝕んでいます、合掌。

ある先生に聞いた話だと、センター試験の科目の中で、医学部に入学した後の成績と一番相関する科目は国語なんだそうで。ってことは、試験勉強によって国語力が落ちつつある僕は、実は本末転倒なことをしているのかしらん?


それはさておき。

今皮膚科の勉強をしてるんだけど、マニアックすぎて失神しそうである。さすが「マイナーの雄(先輩談)」だけはある。

例えば、「この前プールでみずいぼにかかっちゃって。二の腕に、中に水の入ったぶつぶつがたくさんできちゃったんだよ」って文章が、皮膚科用語では「プールにて伝染性軟属腫に罹患。上腕に光沢を有する半球状の丘疹(中心部は臍窩状に陥凹)が散発する」と翻訳されます。悶絶。

ちなみに僕の所属する学年で、主に使われている教科書の1つが『あたらしい皮膚科学』であるが、実は著者である北大の清水教授がその中身をHP上で公開しています(→こちら)。医学書もオープンソースになりつつあるのか、と時代の変化を改めて実感。
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  1. 2006/12/30(土) 02:24:21|
  2. 医学
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誤植についての雑文

2006年の「日本の論点」を一度も開かぬ間に2007年度版が出てしまって、軽く落ち込んでるばんじょーです、こんばんは。ということで(?)、今日はとりとめのないことをつらつらと書こうかと思います。これって観念奔逸?

ちなみに「おちこむ」に関連して、少女マンガ界最大の誤植と言われているものがあります(→こちら)。見ると軽くおちこむというか、切ない気持ちにさせられるというか。


さて、誤植で思い出すのはかつて新声社から出ていた『ゲーメスト』という雑誌である。今は廃刊になっているが、当時ゲームセンターに入り浸っていた僕はずいぶんとお世話になったものである(あの頃ゲーセンではまっていたのは「ファイナルファイト」というゲームだったんだけど、今は別の意味で毎日ファイナルファイトです)。

読み物としても面白かったのだが、誤植の多さという点でも一目置かれる雑誌であった。例をあげると、「餓狼伝説」を「飢餓伝説」と誤植したり、「サービスエリア・イン・高岡」を「サービスエイリアン高岡」と誤植したり。

特に有名なのは「インド人を右に」である。レースゲームの攻略記事で、「ここでアクセル全開、ハンドルを右に!」と書くべきところが「インド人を右に」と誤植されてしまったもので、写植オペレータ曰く、「ハンドル」という文字があまりにも汚くて「インド人」にしか見えなかったとか。ありえない誤植として、今でも伝説として語り継がれている。
インド人


さらに、雑誌内に設けた「誤植投稿コーナー」のタイトルが「誤殖投稿コーナー」と誤植されていたこともあった気がしたんだけど、もう手元に雑誌が残っておらず確認できないのが残念である。いろんな意味で興味深い雑誌であった。

なお、上記のネタも含め、Wikiぺディアの「誤植」の項にかなり詳しく誤植の歴史が掲載されているので、もし興味のある方は覗いてみるといいかもしれません。「ゴキブリ」って日本語は、「ごきかぶり(御器囓り)」の誤植が定着したものだったんですね…。

ちなみに誤植じゃないけど、日本漢字能力検定協会で毎年「漢字変漢ミスコンテスト」というのを開いてるみたいで。今年の最優秀は「遅れてすみません、怪盗アンデス(回答案です)」とのこと。僕としては「お客彷徨うトイレ(お客様用トイレ)」か、間違って上司に送ってしまったメール「上司気力検定(常識力検定)を導入してはいかがでしょうか」が好みでした。みなさんはいかがでしょう?
  1. 2006/12/30(土) 01:53:01|
  2. 未分類
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飲み会には危険がいっぱい~コンテクスト・マーカーになってしまった私~

駅前の本屋で『四国はどこまで入れ換え可能か』(佐藤雅彦著)を立ち読みする。オーストラリアを縮小して四国の位置におけば思ったより違和感がないことを知りました。んなわけないだろって思うでしょ、いや、案外いけるんですよこれが。
まぁ、そんなことはいいとして。


先日、選択授業の関係で、ある医局の懇親会に参加させていただいた。先生方、ごちそうさまでした。
宴が進むにつれ先生方5~6人と学生2人、教授と学生6人の輪が出来た。僕は前者の方にしばらく所属していたのだが、先生方の息もつかせぬオヤジギャグに膨満感を覚えたのと、教授と目が合ったこともあり、教授卓に移ることにした。「マカオのオカマ」って回文は面白いと思ったけど、さすがにそういうネタばっかりだとね~。

でも、フロンティア開拓もなかなか上手くいかないもので。

席を移ったとたんに、教授が「今度別に飲み会をやろうと思うんだけど、お前たち、参加しないか?」と僕に話を振ってきたので、いいとも悪いとも言いかねて「それはいつどこで開くんですか?」って聞き返したら、とたんに具体的な話に移って、おかげでそこにいるクラスメートが参加しなければならない流れになってしまった(後日先生にしっかりメルアドを抑えられました)。そして、クラスメートの間に流れる白けた空気。

しまった~!場の流れを読みそこなったか~!

 普段だったら飲み会に誘っていただけるのは嬉しい話なのだが、1月に大きな試験を控えているため(1月だったら先の話だと思うでしょ。でも、あまりに範囲が膨大なため、今の時期ですら時間に余裕がないのです)、できれば飲み会は避けたいと学生はみんな思っていたところだったのだ。

 で、話の流れから推測するに、おそらく、僕が席に来る前にも何度か教授から飲み会の誘いがあったのを、他のクラスメートたちはのらりくらりとかわしていたのだろう。それを、僕が具体的な話を促したせいで現実の話になってしまったのだ。

 席を移ったばかりで場の空気を読むのって難しいと思うんだけど、それでも無難な返事として「ほかの人は参加するんですか?」って他の人に話を振るべきだったんだろうなぁ、あの場合。

 グレゴリー・ベイトソンはコンテクスト(文脈)が変化するターニングポイントとして、コンテクスト・マーカーという概念を考え出した(『精神の生態学』G・ベイトソン著)。
ベイトソンはこんなたとえを出している。リング上に2人のボクサーが上がっているとき、ゴングが鳴る前に殴り合ったら警察沙汰になるのに対して、ゴングが鳴った後だと殴り合いは競技として見られる。これはゴングの音がコンテクスト・マーカーとなって、殴り合いが犯罪であるというコンテクストと競技というコンテクストの分水嶺になったことを示すものなんだ、と。

この例に従うと、僕の言葉は、教授の飲み会のお誘いが社交辞令というコンテクストから本気のお誘いというコンテクストへ変化することの引き金になってしまったと思われる。あぁ、やっちまった…。みんな、ごめんよ。

とりあえず、いくら酒を飲んでるとしても、お偉い様方の前では具体的な話に発展しそうな発言は慎もうと思った飲み会でした。ほんと、幾つになっても日々是反省です。

今日の一言:伝染性軟属腫(通称みずいぼ)はPox virusによって生じる。
覚え方→みずいぽっくす。
  1. 2006/12/10(日) 02:10:08|
  2. 心理学・現代思想
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